「皮膚は、表皮と、真皮、皮下組織の三層に分かれています」
・・・なんて言われると、いきなり自分の肌が化学の実験室に晒されているような遠い存在になりそうですね。
でも、肌は「臓器」である、という考え方もある位で、アンチエイジングを目指すなら、ここを知るのが近道なんですよ! 中でも重要な「ターンオーバー」の仕組みを調べたので、徹底解説しちゃいます!
皮膚の老化に直接関わってくるのは、表皮と真皮のふたつなんです。
表皮は一番外側の角質層から、一番内側の層まで4~5層の構造になっています。基底層では絶えず新しい細胞がつくられいて、皮膚の表面へと毎日一段一段移動していき、一番表面で角化して角質層を形成するんです。
角質はしばらくすると垢になり、皮膚から自然に剥がれ落ちていきます。これが肌の角化、女性誌などでもよく聞く言葉だと思いますが、「ターンオーバー」というんです。
新しい細胞がうまれてから垢となり剥がれ落ちるまで、20代で約28日が理想的な角化のリズムなんだそうです。30代で約40日、40代で約55日と加齢とともにこのリズムが長くなっていってしまうんです。
ちなみに、そんな表皮の下にある真皮は、ほとんどがコラーゲンという繊維性のたんぱく質成分でできているんだそうです。エラスチンというとっても弾力性がある繊維と共に、お肌の独特な弾力を生み出してくれていたんです!
角化(ターンオーバー)のリズムが正常ならば、常に生まれたての美しい肌でいられるのですが……実際には、歳を重ねるごとにこの新しい細胞を生み出す力が弱くなってしまうので、リズムが狂い始めてしまうんです。
その結果起こることは?
肌が乾燥しやすくなり、薄くなり、血行が悪くなると、肌に栄養や新鮮な酸素が行渡らなくなってしまいます。そのため、ますますダメージを受けやすい状態になっていってしまうんです。それに加えて、紫外線によるしみ・くすみ・たるみが現れたり、体内で増加した活性酸素の影響で弾力がなくなったり、さまざまな目に見える肌トラブルが起こってしまうんです。